お見合いですか?
その後は、どちらからともなく、キスをして。
クタリとなった私を、ベッドまで、所謂、あれよ、お姫様抱っこで運んでくれたんだよね。
そして、その先は、言わずもがな、だ。
きゃー、恥ずかしい!
何一人でにやけてるんだろう。
まぁ、仕方がない。
だって、私の左手薬指には、燦然と輝く指輪が嵌められているんだもん。
お盆を含む夏休みが明けた今日、私は、彼に言われた通り、指輪を嵌めて出勤する事にした。
そして、今、本社の駐車場で指輪を見て、ううっとりしていた。
「おはようございまーす。」
挨拶をしながら、開発課の扉を開ける。
「あっ、森高さん。おはようござます。って!ああ、すごーい、どうしたんですか?」
最初に挨拶をした彼女のおかげで、課の目敏い女の子達が数人集まってくる。
私は、自席につくコホンと咳払いをしてから、「とうとう、プロポーズされました。」
おおー。とか、ええ~とかいう周りの反応を無視して、また、指輪を見てうっとりしてしまった。
「森高さん、彼氏いたんですね。」と若い女の子に言われ、少し凹んだ。
居るようにみえないの?
その後も暫くガヤガヤしてたけど、「朝礼を始めるぞー!」と言う、課長の鶴の一声で静かになった。
クタリとなった私を、ベッドまで、所謂、あれよ、お姫様抱っこで運んでくれたんだよね。
そして、その先は、言わずもがな、だ。
きゃー、恥ずかしい!
何一人でにやけてるんだろう。
まぁ、仕方がない。
だって、私の左手薬指には、燦然と輝く指輪が嵌められているんだもん。
お盆を含む夏休みが明けた今日、私は、彼に言われた通り、指輪を嵌めて出勤する事にした。
そして、今、本社の駐車場で指輪を見て、ううっとりしていた。
「おはようございまーす。」
挨拶をしながら、開発課の扉を開ける。
「あっ、森高さん。おはようござます。って!ああ、すごーい、どうしたんですか?」
最初に挨拶をした彼女のおかげで、課の目敏い女の子達が数人集まってくる。
私は、自席につくコホンと咳払いをしてから、「とうとう、プロポーズされました。」
おおー。とか、ええ~とかいう周りの反応を無視して、また、指輪を見てうっとりしてしまった。
「森高さん、彼氏いたんですね。」と若い女の子に言われ、少し凹んだ。
居るようにみえないの?
その後も暫くガヤガヤしてたけど、「朝礼を始めるぞー!」と言う、課長の鶴の一声で静かになった。