お見合いですか?
もうすぐゴ一ルデンウイークになる、4月の下旬。
「有希さん、もし、旦那さんに、自分の行きたい所に、ついて来て欲しい時、なんて言います?」
「えっ、何、デートしたいの?」
「いや、そう言うんじゃ無くて、ってごめんなさい、忘れてください。」
はぁ、何言ってるんだろうか。
だいたい、有希さん、に言ったら、林さんから、彼に伝わってしまうかも知れないじゃないか。
今、社内に2人しか居ないから、ついそんな事を、聞いてしまった。
だって、あの日以来、何にもしてこなくなっちゃったんだもん。キスとかハグとか。
だからって、自分からしかけられない。
せめて?デートくらいしたいじゃん。
時計を、見ると、もうお昼だった。
「お昼行ってきます。」と、立ち上がると、
「あっ、私もでるから、鍵持ってきて。」
と言われた。
「あれ、今日はお弁当じゃないんですね。」
「ああ、せっかくだし節約のためにも少し頑張ってたんだけどね。でも、保育園もお弁当じゃないし。もういいかなぁって。まぁ、給料日前は、つくるけどね。」
「そうだったんですね。ああ、そう言えば、初日も定食屋行きましたもんね。」
フロアの鍵を締めながら、思いだした。
雑居ビルの一室が支社のフロアだが、念の為、誰も居なくなる時は、お昼も鍵を締める。
「あの日は、支社長に頼まれてたからよ。」
「そうだったんですか!」意外と、細かいところで、気を使ってくれてたんだ。
少し驚きながら、今日は、何を食べるか聞いてみた。
「今日は、パスタにしよう。」
「えっ、今、仕事でずっとパスタのこと考えているからなぁ~」と、私が言うと、有希さんは、「だからよ~、隣で、ミートソースがどうのこうの言われて、まぁ、とんかつでもいいけど。どうする?」
「とんかつは、ちょっと・・」
結局、イタリアンレストランに入った。
「有希さん、もし、旦那さんに、自分の行きたい所に、ついて来て欲しい時、なんて言います?」
「えっ、何、デートしたいの?」
「いや、そう言うんじゃ無くて、ってごめんなさい、忘れてください。」
はぁ、何言ってるんだろうか。
だいたい、有希さん、に言ったら、林さんから、彼に伝わってしまうかも知れないじゃないか。
今、社内に2人しか居ないから、ついそんな事を、聞いてしまった。
だって、あの日以来、何にもしてこなくなっちゃったんだもん。キスとかハグとか。
だからって、自分からしかけられない。
せめて?デートくらいしたいじゃん。
時計を、見ると、もうお昼だった。
「お昼行ってきます。」と、立ち上がると、
「あっ、私もでるから、鍵持ってきて。」
と言われた。
「あれ、今日はお弁当じゃないんですね。」
「ああ、せっかくだし節約のためにも少し頑張ってたんだけどね。でも、保育園もお弁当じゃないし。もういいかなぁって。まぁ、給料日前は、つくるけどね。」
「そうだったんですね。ああ、そう言えば、初日も定食屋行きましたもんね。」
フロアの鍵を締めながら、思いだした。
雑居ビルの一室が支社のフロアだが、念の為、誰も居なくなる時は、お昼も鍵を締める。
「あの日は、支社長に頼まれてたからよ。」
「そうだったんですか!」意外と、細かいところで、気を使ってくれてたんだ。
少し驚きながら、今日は、何を食べるか聞いてみた。
「今日は、パスタにしよう。」
「えっ、今、仕事でずっとパスタのこと考えているからなぁ~」と、私が言うと、有希さんは、「だからよ~、隣で、ミートソースがどうのこうの言われて、まぁ、とんかつでもいいけど。どうする?」
「とんかつは、ちょっと・・」
結局、イタリアンレストランに入った。