..MEMORIE'S..


つーちゃんはそれからすぐに来てくれた。

『はぁ、はぁ。』

息を切らして病院の中
探し回ってくれたんだね…

『お前のせいで!!
俺、小児科病棟いって怪しまれた!』

そう勢いよく言われて
泣いてばっかだったのに
さっきまで感情がなかったのに
いつの間にか…

『ははっあはははははっ』

私は笑っていた。

それからつーちゃんに全てを話した。
< 6 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop