祐也と私と一平先輩
「くーっ、何あいつ!!」


顔を赤くして怒る私に、


「まあまあ、綾乃落ち着いて」


玲奈が肩をポンポンしてくれる。


けどっ!


そこまでバカにされて落ち着いてられるわけないでしょ!!


あんな奴と一年間も一緒なの?!

マジ最悪なんだけど!!!



────こうして私の悪夢の生徒会が幕を開けたのでした。
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