現実主義女と乙女主義男

クラスについた。
私のクラスは2年1組。
教室等の一番東側。

美紅も同じクラス。

去年は違うクラスだったから、今年同じクラスですごい嬉しかった。


クラスの中に入り、自分の席に座ろうとした。
そしたら、何故か美紅が私の席に座った。

「美紅、そこ私の席…」


「でもね、私も考えてみたんだよ。
この学校にああいう、ドラマとかに出てくるようなイケメンいないかな…って。
そしたらね、いたんだよ!!
この学校にも!!」


私の声を無視して自分の話を進める美紅。
< 15 / 26 >

この作品をシェア

pagetop