僕、陽菜のこと好きになっちゃった。
「う、うん。陽菜がそう言うならもう少しお邪魔しようかな。」

「う、うん。」




それからぎこちない時間が過ぎる。


「玲くん。お風呂入っていいよ。」


「お風呂借りていいの?」


「うん。いいよ。だってこのまんま夜遅くに入ったら夜冷めするよ。」

「じゃあお言葉に甘えて」


「はぁーい!」




うぅ。あんなこと言っちゃったけど玲くんは良かったのかな。



「ひーなっ!」

「きゃっ」

「ん?でたよー。陽菜も早く入ってきなよ」

「え。うん。」
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