溢れるほどの熱い愛を

私はそのとき辛い事があって全部投げやりになっていた。

そんなとき横から声をかけてきたのが
彼だった。

「なにしてんや。こんなところで。」

当時彼は金髪にピアスにバイクに、、要は俗に言う不良だった。
さすがに中学2年生ともなるとそんなのに慣れているわけもなく、びびるのは当たり前だ。

「なんでもないです、、」

そりゃおどおどしく返事を返してしまうのだって仕方ない。
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