藤沢先生の白いキャンバス。(修正済み)
プロローグ。

私は、三宅百花(みやけ ももか)
藤沢総合病院の看護助手として働いている。

私が幼い頃に両親が離婚。

幼い私を母が女一人で育ててくれた。
苦労して働いてくれて凄く感謝している。

そんな母が再婚することになった。

相手は、なんと私の働いている
病院の病院長だった!!

話に寄ると2人は、高校の先輩後輩の仲。

すれ違っていたけど
引っ越しを気にまた再会して恋に落ちた。

何とも運命的の出会いだろうか。

院長は、真面目で誠実そうな人だし
苦労してきたのだから母には、
幸せになってほしい。

しかし再婚の話は、賛成なのだが……問題が。

院長には、亡くなった前の奥さんの間に
一人息子が居る。

次期病院長の噂も名高い
天才外科医の藤沢先生だ!

だが、その先生は
鬼外科医と噂されるほどに怖い。

泣かされて辞めて行った医師や看護師も
多いとか……。

そんな人が私のお義兄さんになるなんて
不安で仕方がない……。

今日から藤沢家に引っ越すことになった。

荷物を運ぶ藤沢先生を見ていると
不思議な気分だ。怖いけど……。

「おい。この荷物は、
何処に置けばいいんだ?」

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