藤沢先生の白いキャンバス。(修正済み)
ポエム&あとがき。
先生は、鳥になりたいと言った。
自由に青空を飛び回り
誰にも縛られることもなく
自分の行きたい場所に行ける鳥に憧れる先生は、
鬼みたいに怖い天才外科医。
しかし先生には、自由がない。
胸に秘めた想いを隠して
毎日人の命を守って戦っている。
絵を描きたくて
自由に憧れていて……そんな
あなたを私は、遠くから見守ることしか出来なくて。
どうしたら、あなたを救えるのだろう?
私を見てくれるのだろう?
先生の心に秘めている
白いキャンバスは、
一体何を描きたいのだろうか?
それが私であって欲しいと願うのは、
ワガママなのだろうか?