キス×キス1〜双子のあんたと甘い日々〜



「別に……」



ウチはいたってクールに行って早めにグラウンドから出た。



あれ以上翔夜と一緒にいたら、絶対キスしていただろうから。




「可愛い奴………」



口元を手で押さえて、フッと笑う。




早く、



打ち上げの時間になんねぇかな………。





ウチの願いは叶ったのか、競技はスムーズに進んでいき、




残るは、ウチが出る競技





ブロック対抗リレーだけ。
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