キス×キス1〜双子のあんたと甘い日々〜



「だからさ、君ウチのグループ入らない?」


は?



ウチは睨もうとしていた奴を情けない、力の入っていない顔で見つめていた。



これがエメルとウチの出会いだったんだ……。



ウチはその頃から翔夜の事について一人で悩んでいたんだ。



ウチはその時思ったんだ。


その一員になったら



翔夜を忘れられるきっかけが出来るかもしれないって。



だから

少し間をあけて



「いぃっすよ……」


と言った。



その後、三人に女子だけどカッコイイって理由で



ウチはエメルの一員に加わった。
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