キス×キス1〜双子のあんたと甘い日々〜



周りの女子達はホームルームが始まる時間になるからか

ウチ以外のエメルの三人とさよならしながらどんどん校舎に入っていく。



残されたウチ。



…………と、春日真奈。


とりあえず、話かけっか。


「今日、一日よろしく」


ウチがそう言うと春日真奈は顔をまた真っ赤にして小さな声ではい……言った。


「敬語は、なし。後、名前は今日だけは様とか先輩とかさんはなしね?」


ウチがまた笑顔で言うとまた小せぇ声では、うん……といった。



なんか以外と可愛い奴じゃん。


「んじゃ、行こうか。真奈」


ウチがそう言って真奈の手を握ると顔を赤くしたまま、笑っていた。



あぁ、この顔。



幸や遼先輩が見たら押し倒されていただろな……。


佑真でもまず、長く深くキスひとつはしていただろ……。
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