キス×キス1〜双子のあんたと甘い日々〜
「捺夜はどうしたぁ〜???」
ど、どうしたって僕に聞かれても……。
アワワワっ。
と、混乱状態の僕はいきなりの質問にとまどっていた。
「翔夜ぁ」
「えっと……あの…」
うぇーん!!!!
僕、質問とかそういうの苦手なんだよぉ!!!!
僕は軽く涙目。
助けてぇ……
捺夜ぁ〜〜。
――――――ガラガラ。
僕がとまどっている途中で教室の後ろのドアがいきなり開いた。
皆はさっと後ろをむいていて、僕も後ろのドアに目を向けたんだ。
僕はその人物に驚いた。