キス×キス1〜双子のあんたと甘い日々〜
それからウチらはプリクラって奴を撮ったり、UFOキャッチャーでぬいぐるみを取ったりと
結構楽しんでソフトクリームを買って、帰っていた。
「やっぱ楽しい時間ってあっという間に過ぎるな?」
「本当ですね?」
「また、敬語を使う」
「あぁ!!!!!」
またいつもの癖が!!!と真奈ちゃんはウチに謝っていた。
「そんなんだと、この帰りの途中でまた敬語を使うごとにキスするよ?」
ウチは笑いながら真奈の頭をクシャクシャにしながら撫でた。
ウチは冗談で言ったつもりだったんだ。
「はい」
さすがに女子同士のキスまでは望んでないだろ。
だって女子同士でキスしたなんて誰かに見られたりしてみろ?
即ドン引きだな
そう思ってたウチの考えは
「ぇ…?」
「敬語……使いましたよ?」
甘かったのかも
―――――――グイっ
しれない。