それぞれのバレンタイン
2月13日
(アリアside)
『えっ、明日残業になったの?ちょっとも会えない?』
“ああ。悪いな。”
『ううん、大丈夫。仕事頑張って。』
どちらも仕事が忙しいのはわかってるけど、少し位イベント事には会いたかったな。
チョコ作ったのに、どうしよう?
家で待ってて位言ってくれてもいいのに。
…待っててもいい?とか、私も言えれば良かったのに。
素直に気持ちを言うのは、なかなか難しい。
あ~!このトリュフどうしよう?!
私はケータイを持ち、立花とは違う友達に電話する。
可愛く作れるトリュフのレシピをもらったカフェをやってる同級生だ。
『もしもし?紅~!』
“トリュフできた?”
『明日会えないって言われたっ!』
“うそ。あんなにはりきってたのにね。”
『家で待ってろとも言ってくれなかった。きっとかなり遅くなるんだと思う。』
“あらら。じゃあ、明日こっち来る?バレンタイン限定の新作チョコケーキを食べに。”
『行く~!』
“待ってる。”
クスクス笑いながら、優しく言ってくれる紅に感謝。
だって、一人はイヤだ。
『えっ、明日残業になったの?ちょっとも会えない?』
“ああ。悪いな。”
『ううん、大丈夫。仕事頑張って。』
どちらも仕事が忙しいのはわかってるけど、少し位イベント事には会いたかったな。
チョコ作ったのに、どうしよう?
家で待ってて位言ってくれてもいいのに。
…待っててもいい?とか、私も言えれば良かったのに。
素直に気持ちを言うのは、なかなか難しい。
あ~!このトリュフどうしよう?!
私はケータイを持ち、立花とは違う友達に電話する。
可愛く作れるトリュフのレシピをもらったカフェをやってる同級生だ。
『もしもし?紅~!』
“トリュフできた?”
『明日会えないって言われたっ!』
“うそ。あんなにはりきってたのにね。”
『家で待ってろとも言ってくれなかった。きっとかなり遅くなるんだと思う。』
“あらら。じゃあ、明日こっち来る?バレンタイン限定の新作チョコケーキを食べに。”
『行く~!』
“待ってる。”
クスクス笑いながら、優しく言ってくれる紅に感謝。
だって、一人はイヤだ。
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