きみ以外愛せない
「見て見てーー!ドラマⅭⅮ付き
ゲットできたぁぁ、。しあわせ、、。」
「はいはい。良かったな。」
そう言って俺は
楓の頭に手を乗せる。
どんなに振り回されても、、、
どんなにイライラしてても、、
昔から俺は楓の笑顔にはめっぽう弱い。
「良かったってもんじゃないんだよ?
予約なしでゲットできるなんて、、、
、、もう、、、やばい!」
「はぁ、、、もう分かったから、、、
、、、静かにしろ、、、。
買ったんだったら早く帰るぞ。」
「うん。そうだね。
早く帰ってドラマⅭⅮ
聞かなきゃだもんね。」
「そーだな。」
それから俺たちは本屋を出て
歩いて家に帰る。
するとその道中、楓が
「怜ってさぁ、、、、
海斗くんと仲いいの、、?」
なんて聞いてきた。
なんか嫌な予感がする。