懐恋。
「あのね、旅行行くのー!!」
次の日、登校してから梨奈ちゃんも揃ったところで昨日起こった出来事を伝える。
「旅行?それであんた朝からニタニタニヤニヤしてたわけ?」
昨日帰ってからも、今日起きてからもずっと幸せ気分で過ごしていた私は、さっちゃんとの集合場所に行ってもずっと笑顔のままで、隣でキモイキモイと連発されていた。
「おはよー。詳しく聞かせてよ?」
梨奈ちゃんはちゃんと聞いてくれそう。
「あのね、昨日久しぶりの部活だったでしょ?その時にね景色が綺麗な所を見に行きたいってなってね、旅行ってのは親や学校もあるから合宿って事にして先生と違う県に行って、そこで綺麗な景色を写真で撮ってくるの!」
まだどこに行くかとかは決まってないけど、それでも楽しみ。先生とどこかに行けるだけで幸せなんだ。
「ふーん?旅行ね。いいじゃん、でもそれまだ付き合ってないんでしょ?」
ちょっとイタズラっ子のような怪しい笑みで聞いてくるさっちゃんに
「ま!まだって…付き合ってないし、付き合えるなんて思ってないもん!」
かぁーっと一気に赤くなった顔を冷ますように掌でパタパタと仰ぐ。
「いいじゃん、楽しみだね?明音幸せそうに笑ってるし、素敵な旅行になるといいね。」
次の日、登校してから梨奈ちゃんも揃ったところで昨日起こった出来事を伝える。
「旅行?それであんた朝からニタニタニヤニヤしてたわけ?」
昨日帰ってからも、今日起きてからもずっと幸せ気分で過ごしていた私は、さっちゃんとの集合場所に行ってもずっと笑顔のままで、隣でキモイキモイと連発されていた。
「おはよー。詳しく聞かせてよ?」
梨奈ちゃんはちゃんと聞いてくれそう。
「あのね、昨日久しぶりの部活だったでしょ?その時にね景色が綺麗な所を見に行きたいってなってね、旅行ってのは親や学校もあるから合宿って事にして先生と違う県に行って、そこで綺麗な景色を写真で撮ってくるの!」
まだどこに行くかとかは決まってないけど、それでも楽しみ。先生とどこかに行けるだけで幸せなんだ。
「ふーん?旅行ね。いいじゃん、でもそれまだ付き合ってないんでしょ?」
ちょっとイタズラっ子のような怪しい笑みで聞いてくるさっちゃんに
「ま!まだって…付き合ってないし、付き合えるなんて思ってないもん!」
かぁーっと一気に赤くなった顔を冷ますように掌でパタパタと仰ぐ。
「いいじゃん、楽しみだね?明音幸せそうに笑ってるし、素敵な旅行になるといいね。」