懐恋。
「もう!二人してからかわないで!」
真っ赤になって俯く梨奈ちゃんは可愛い恋する乙女みたい。ってあれ?私も先生と会う時こんな風になってる気がする。
「梨奈ちゃん!その高校生の人見た時どう思ったの?」
「どうって?どういう意味?」
「んーっと、胸が苦しくなったりする?」
「あ、確かに横顔見た時急に体温計上がって心臓がバクバクしだした。」
「ってそれやっぱり一目惚れじゃん。告白しないの?」
「告白?名前も知らないんだよ?年だって。それにまぁ確かに一目惚れかもしれないけどなんの接点もない人に急に告白されるって怖くない?」
「じゃあさ、その人と接点出来たらどうなりたいと思ってるわけ?」
「もう、沙月って本当にズバズバ言ってくるんだから。でもどうなりたいか…それは…付き合えたらいいなって。手を繋いで歩いたり、頭ポンポンされたり?」
「わー梨奈ってば可愛いこと言っちゃって。」
「何よ、沙月だって同じでしょ?」
「私の事はほかっといていいのよ。」
さっきから二人の話を聞いて、私は気付いてしまったのかもしれない。梨奈ちゃんが気になる高校生の話をしている姿は私が先生と接する時と同じだって。心臓がバクバク騒いで先生の事を考えるだけで笑顔になってしまう事。あ、私は先生に恋をしているんだなって気付いた。
真っ赤になって俯く梨奈ちゃんは可愛い恋する乙女みたい。ってあれ?私も先生と会う時こんな風になってる気がする。
「梨奈ちゃん!その高校生の人見た時どう思ったの?」
「どうって?どういう意味?」
「んーっと、胸が苦しくなったりする?」
「あ、確かに横顔見た時急に体温計上がって心臓がバクバクしだした。」
「ってそれやっぱり一目惚れじゃん。告白しないの?」
「告白?名前も知らないんだよ?年だって。それにまぁ確かに一目惚れかもしれないけどなんの接点もない人に急に告白されるって怖くない?」
「じゃあさ、その人と接点出来たらどうなりたいと思ってるわけ?」
「もう、沙月って本当にズバズバ言ってくるんだから。でもどうなりたいか…それは…付き合えたらいいなって。手を繋いで歩いたり、頭ポンポンされたり?」
「わー梨奈ってば可愛いこと言っちゃって。」
「何よ、沙月だって同じでしょ?」
「私の事はほかっといていいのよ。」
さっきから二人の話を聞いて、私は気付いてしまったのかもしれない。梨奈ちゃんが気になる高校生の話をしている姿は私が先生と接する時と同じだって。心臓がバクバク騒いで先生の事を考えるだけで笑顔になってしまう事。あ、私は先生に恋をしているんだなって気付いた。