懐恋。
「ここ押したらスイッチ入って、ここ押せばピントあって、ここでシャッター切れるの。」
と言ったと同時にカシャって音が鳴った。
「えっと、先生今何撮りましたか?」
「ん?明音の顔。」
してやったりな顔をされた先生にあっかんべーってして
「カメラ返してください。」
って先生の手からカメラを奪った時に
「やっべ。今の超かわいい。」
なんていうから照れてしまって危うくカメラが手から落ちそうだった。
「もう!変な事言わないでください。」
「いや、今のは明音が悪い。あっかんべーなんてする明音が悪い。」
学校で急に明音なんて呼ぶから耳が一気に赤くなる。
「あれ?明音ちゃん真っ赤だね。」
顔を覗き込んでいたずらっ子のように言ってくる先生に私の心拍数が上がっていく。
「もう!今は部活中です!」
そういって先生から視線を外して、再びカメラと向き直った。
「そうだったなー。部活中だった。一条ちゃんが面白くてついからかっちまった。ごめんなー」
悪気のない謝り方に
「もう!いいです!先生も写真撮ってください。」
頬に空気を入れて膨らましてみると
「もう、本当一条ちゃん可愛いなー。」
なんて言いながら指でつんつんとつつかれた。
と言ったと同時にカシャって音が鳴った。
「えっと、先生今何撮りましたか?」
「ん?明音の顔。」
してやったりな顔をされた先生にあっかんべーってして
「カメラ返してください。」
って先生の手からカメラを奪った時に
「やっべ。今の超かわいい。」
なんていうから照れてしまって危うくカメラが手から落ちそうだった。
「もう!変な事言わないでください。」
「いや、今のは明音が悪い。あっかんべーなんてする明音が悪い。」
学校で急に明音なんて呼ぶから耳が一気に赤くなる。
「あれ?明音ちゃん真っ赤だね。」
顔を覗き込んでいたずらっ子のように言ってくる先生に私の心拍数が上がっていく。
「もう!今は部活中です!」
そういって先生から視線を外して、再びカメラと向き直った。
「そうだったなー。部活中だった。一条ちゃんが面白くてついからかっちまった。ごめんなー」
悪気のない謝り方に
「もう!いいです!先生も写真撮ってください。」
頬に空気を入れて膨らましてみると
「もう、本当一条ちゃん可愛いなー。」
なんて言いながら指でつんつんとつつかれた。