あの日その日この日全部が重なってとても綺麗な花になる
アースという男の子
「アースって言うんだ~。宜しくね。
私の名は、ルアンカだよ。」
アースは、またスカイをチラッと見た。
「どうしたの?アース?」
「イや、お前、こいつに、お前の秘密話したか?」
「!?アースは、私の秘密知ってるの?」
「あぁ。知ってるぜ。」
「.....。その話、また今度してくれる?」
「あ、あぁ。良いぜ...。」
私には、秘密があった。誰にも言えない
秘密が。
「と、とりあえず俺の家に向かうか?!」
ドヨンとしていた空気を和ませようとしたのか、急にアースが話し出した。
私は、申し訳なさと情けなさで、どうしようもなかった。
「ルアンカ、お前...早めに、秘密を話した方が良いぜ。」
私は、アースにそお言われて、今言おう!と、思った。そして
「ス、スカイ.........。」
「うん。」
「あのね、その、私..........」
「うん。」
「秘密が、あっ...て.....。」
「うん。」
「私......。」
「何?」
私は、スカイを見た。とても真剣な顔だ。
もう、決意を固めた。
私ね、私の一族はね
不死身なの。
え?