姫、私は誓います。
私が代わるよ
私は隊長やジンさんみたいに我慢強くなんてない。傷付いている姫を見て涙を流さずにはいられないし、傷付けている人を見て手を上げずにはいられない。例え姫が私を見てくれてなくとも、私は姫のために腕を振るい続ける。
「ふざけんな!!」
私はロンマニーと一緒に国王の義弟へ拳を振るった。私たちの目の前で姫を犯そうとした罪が重い事を分からせてやりたい。でも、隊長やジンさんに止められれば引き下がるを得ない。
「やめろ!二人とも!クラウド、ランバート、ラークを頼む」
「承知」
クウとランは医術や白魔法に長けている。だから刺されて動けない隊長の回復なんて容易い事だろう。でも、心は違う。クウとランに肉体は治せても、心までは治せない。
「ふざけんな!!」
私はロンマニーと一緒に国王の義弟へ拳を振るった。私たちの目の前で姫を犯そうとした罪が重い事を分からせてやりたい。でも、隊長やジンさんに止められれば引き下がるを得ない。
「やめろ!二人とも!クラウド、ランバート、ラークを頼む」
「承知」
クウとランは医術や白魔法に長けている。だから刺されて動けない隊長の回復なんて容易い事だろう。でも、心は違う。クウとランに肉体は治せても、心までは治せない。