日常。
新学年
朝。目覚まし時計が女子部屋に鳴り響く。
はな姉、私、ひなたの3人の間を「おはよう」が忙しく駆け回る。
久々にそら姉も帰っていたが、疲れが溜まっているのかまだ寝ていた。
今日からまた始まる、新しい生活。
私は顔を洗いに洗面所へ。
バシャバシャと顔を洗い終え、タオルで顔を拭いていると、起きてきたそら姉が突然言った。
「ねえ、めい。めいってさ、好きな人とかいないわけ?付き合ってる人とか」
「え?なに、急に…」と私は焦りながら言うと
「いや、めい、もう5年生だし、そろそろそんなお年頃かなーってさ」そら姉は笑いながら、からかうように言う。
そんな明るい姉妹の会話が私はなんとなく好きなのである。
「めいモテるでしょ。スポーツ万能で成績優秀で、優しいでしょ。そのうえこのルックスだよ?好きにならない男子はいないって」
「恋愛興味なしのはなが言うなら間違いないっしょー」
「えーちょっとー。ふたりしてー。もう!!」
そら姉に続いてはな姉までそんなこと言うなんて、と思いつつ、はな姉にさりげなく褒められたのが私は嬉しかった。
はな姉、私、ひなたの3人の間を「おはよう」が忙しく駆け回る。
久々にそら姉も帰っていたが、疲れが溜まっているのかまだ寝ていた。
今日からまた始まる、新しい生活。
私は顔を洗いに洗面所へ。
バシャバシャと顔を洗い終え、タオルで顔を拭いていると、起きてきたそら姉が突然言った。
「ねえ、めい。めいってさ、好きな人とかいないわけ?付き合ってる人とか」
「え?なに、急に…」と私は焦りながら言うと
「いや、めい、もう5年生だし、そろそろそんなお年頃かなーってさ」そら姉は笑いながら、からかうように言う。
そんな明るい姉妹の会話が私はなんとなく好きなのである。
「めいモテるでしょ。スポーツ万能で成績優秀で、優しいでしょ。そのうえこのルックスだよ?好きにならない男子はいないって」
「恋愛興味なしのはなが言うなら間違いないっしょー」
「えーちょっとー。ふたりしてー。もう!!」
そら姉に続いてはな姉までそんなこと言うなんて、と思いつつ、はな姉にさりげなく褒められたのが私は嬉しかった。