【完】好きなんだけど、責任とってよ



「大丈夫だから。舞んとこいてあげな。」

舞は和馬の彼女、体が弱い舞はここへは来ないだろうけど私といるのはよく思ってないはずだ。



私は和馬のことをそういう対象で見たことないし、和馬も私のことをそういう対象で見ていない。

けど、和馬は幼馴染みを大切にしてる。



私はとっくにどうでもいいって思ってる。


私と舞と和馬の幼馴染みだったけどふたりがくっついた途端私の中で二人でとうぞって思うようになった。



舞に申し訳ないと思ったのが一番だった。


彼女の不安を少しでも少なくしてあげたいと思ったから。



「舞はそんなこと気にしちゃいねぇよ。」



「口では言いながらも顔は不安そうな顔をしてる。私がいない方が舞は幸せなはずだから。」


良くも悪くも舞は私のことを羨ましいって思ってる舞にはないものを私は持ってるなんて思ってる。



私からしたら舞の方がよっぽど羨ましくて私にはないものを舞は持ってると思うよ。




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