【完】好きなんだけど、責任とってよ
「あの、誰か知らないけど奈津は私の彼氏であり婚約者なの。この人がいないと私は生きてけない。だから、大人しく身を引いて欲しい。」
自分でもドラマや映画でよく見る悪役にいそうな発言に酷い汚い人間だと思うけどそれでも奈津のことに関しては1歩も引けない。
「えっと...」
私を見上げる女は顔を赤らめうるうるとした目で私を見る。
「誤解だ」
「は?」
女の子がもじもじして何も言わないからか奈津が口を開いた。
「莉子と友達になりたいんだと。この前男子にからかわれてる所を莉子に助けてもらったんだと。覚えてねえのか?」
だるそうにそう言う奈津に
「さあ?」
「俺が莉子にベタ惚れされてるからってどうやったら莉子に好きになってもらえるのか聞いてきた。」
「なっ」
奈津の発言に反応したのは私ではなくぬいぐるみ系女だ。
自分でもドラマや映画でよく見る悪役にいそうな発言に酷い汚い人間だと思うけどそれでも奈津のことに関しては1歩も引けない。
「えっと...」
私を見上げる女は顔を赤らめうるうるとした目で私を見る。
「誤解だ」
「は?」
女の子がもじもじして何も言わないからか奈津が口を開いた。
「莉子と友達になりたいんだと。この前男子にからかわれてる所を莉子に助けてもらったんだと。覚えてねえのか?」
だるそうにそう言う奈津に
「さあ?」
「俺が莉子にベタ惚れされてるからってどうやったら莉子に好きになってもらえるのか聞いてきた。」
「なっ」
奈津の発言に反応したのは私ではなくぬいぐるみ系女だ。