５年３組パラダイス
『季節はずれの開花と夢ある子供達の思い』

異常気象か超常現象か？秋に開花、子供の願いを受け、咲き乱れる満開の桜。

N県K市 東山小学校校庭で同校5年３組の子供達が夏休みに病死したクラスメイトの追悼を兼ね『各班対抗体育大会』という名目の小さな運動会を開いた。

大人のいない子供達だけの時間。
弁当箱を広げていた昼下がりにこの現象は起こったという。
突然、緑の葉が散り、見る間に桜が咲き出したと子供達は証言していた。

さて、皆様の記憶には残っておりますでしょうか？

今から二年前の春。
同校の入学式。

新学期を向かえ、この地域の例年の開花にはあまりにも早い時期であった新年度のスタートの日に満開の桜が子供達を迎えたことを。

その後、強い雨や風にも負けず、約35日間という長期間にわたり咲き続けた散らなかった桜。

本誌にも『東山小学校の散らない桜』という記事が掲載された。

また、TVのニュースでも放送され、他誌でもその記事は取り上げられていました。

この桜の木は、今から35年前、同校が新校舎として建て直された際に県立自然公園より移植されたベニチョウチンである。
ベニチョウチンは、通常４月下旬から５月上旬にかけて開花すると言われている濃いピンク色の花を咲かせます。

この東山小学校の桜の開花が異常気象か超常現象か？その謎の答えの一つに、5年3組の子供達はこのように思って信じている。

以下は、５年３組の吉沢理恵ちゃんが報道人に配ってくれたレポートです。
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