5年3組パラダイス
『ほら、将太君、果物出してあげてっ!』
『今度は食べれるもの?』
「うん。これなんだけど・・・。」
『まあ、こんなに沢山の果実、一体どうやって取ってきたの?凄いわ。』
『コリンちゃんの為に、色んな山に登って取ってきたんだよ』
『本当?!嬉しい!』
『途中でイノシシに会ったり、恐ろしい熊に出会ったりしてすごく恐かったけど、勇気を出して戦って勝ち抜いて、無事に果物を持ち帰る事が出来たんだ。』
嘘コケ!かつおくんって、こんな口先からカルくて白々しい嘘が出てくるほどお調子者キャラだっけ?コリンちゃんの手前、カッコ付けたい気持ちとか、憧れられたい気持ちとか分かるから、別に突っ込みませんけど・・・。
『もう、とにかく美味しいの、食べてみて?巨峰って言ってね、ブドウの王様なんだ。すごく甘くて美味しいと思うよ。ね、将太君。一粒とって渡してあげてよ。』
「おっけー。はい。コリンちゃん。」
コリンちゃんの前では、僕はかつお君の下僕に徹してあげよう・・・っと。
コリンちゃんが、僕が渡した巨峰に手を伸ばし、それを抱えてカブりつく。そして出てきた果汁を一生懸命なめて巨峰を味わっている。
「どう?お味の程は?」
「・・・・」
『こりんちゃん、美味しい?』
「・・・・」
どうやら食べる事に夢中で、もう、周りに目もくれずッて感じかな?僕たちは、この可愛い子リスのコリンちゃんが黙々とブドウを食べるのをずっと見ていた。なんか、ほのぼの癒し系って感じでいいよねー、こういうのも。って思った。
『お、美味しかったぁ!こんな美味しい果物、初めて食べたわ』
『まだ、沢山さんあるから、ゆっくり食べてね。
あ、でも腐らせないように食べる順番は、このブドウの実を一番初めに食べて、その後はバナナ。バナナはちょっとくらい黒くなっても中身は食べれるからね。
その次はこれ。これがナシという名前の果物で、みずみずしくて美味しいよ。
『今度は食べれるもの?』
「うん。これなんだけど・・・。」
『まあ、こんなに沢山の果実、一体どうやって取ってきたの?凄いわ。』
『コリンちゃんの為に、色んな山に登って取ってきたんだよ』
『本当?!嬉しい!』
『途中でイノシシに会ったり、恐ろしい熊に出会ったりしてすごく恐かったけど、勇気を出して戦って勝ち抜いて、無事に果物を持ち帰る事が出来たんだ。』
嘘コケ!かつおくんって、こんな口先からカルくて白々しい嘘が出てくるほどお調子者キャラだっけ?コリンちゃんの手前、カッコ付けたい気持ちとか、憧れられたい気持ちとか分かるから、別に突っ込みませんけど・・・。
『もう、とにかく美味しいの、食べてみて?巨峰って言ってね、ブドウの王様なんだ。すごく甘くて美味しいと思うよ。ね、将太君。一粒とって渡してあげてよ。』
「おっけー。はい。コリンちゃん。」
コリンちゃんの前では、僕はかつお君の下僕に徹してあげよう・・・っと。
コリンちゃんが、僕が渡した巨峰に手を伸ばし、それを抱えてカブりつく。そして出てきた果汁を一生懸命なめて巨峰を味わっている。
「どう?お味の程は?」
「・・・・」
『こりんちゃん、美味しい?』
「・・・・」
どうやら食べる事に夢中で、もう、周りに目もくれずッて感じかな?僕たちは、この可愛い子リスのコリンちゃんが黙々とブドウを食べるのをずっと見ていた。なんか、ほのぼの癒し系って感じでいいよねー、こういうのも。って思った。
『お、美味しかったぁ!こんな美味しい果物、初めて食べたわ』
『まだ、沢山さんあるから、ゆっくり食べてね。
あ、でも腐らせないように食べる順番は、このブドウの実を一番初めに食べて、その後はバナナ。バナナはちょっとくらい黒くなっても中身は食べれるからね。
その次はこれ。これがナシという名前の果物で、みずみずしくて美味しいよ。