名脇役ここに登場。
チャリを漕いでバイト先に向かう。

「こんばんはー」

「あ、結子ちゃん」

「店長ーどーもー」

「今日さ、結子ちゃん10時まで
お願いしていい?」

「あーはい、大丈夫ですよー」

「は!?」

「え、なに急に松崎。」

「俺が抜けたからですか?」

「まぁ、そーだけど。」

「あーごめんな鮫島。
ほんとに気をつけて帰ってくれよ?」

「うんそんな距離ないから大丈夫だよ」

「ほんとに大丈夫かな…」

「なんだと。」

そんなに寄り道しないって。

全く私を何歳だと思ってるんだ

16歳だぞ?
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