甘いあまいイチゴの香り
今日を乗り越えたら週末だし、不動産屋めぐりでもしてみようかな。。。
まずは、夜のために仕事をしなきゃね!!!
温くなった抹茶ラテを飲んで、パソコンにむかった。
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「っはぁーーー!おわった。。。」
ちょうど終業のチャイムが鳴ると同時に纏めていた書類も終わり、後は一馬くんに提出するだけ。
ちらっと、デスクを見るとちょうど電話を切ったところで私はすぐさま書類を手に一馬くんの元へと急いだ。
「課長、忙しいところすみません。確認お願いします。」
私が書類を差し出すと、ちらっとこちらを見てから「ん。」と短く返事をしてペラペラと書類を捲っていく。
「ん、おーけー。これでいいよ。お疲れ様。もう上がり?俺も今日はここまでだから、帰り飯でもいくか。」
「あ、ごめんなさい。今日は同期会だから、、、」
「そうか。じゃあ、帰り気を付けろよ。」
私は一馬くんに一礼してから、デスクの上を片付けてパソコンをシャットダウンした。
「小泉、出れそう?出れるなら一緒に行こう。」
フロアーの入り口から苑田くんが帰り支度を終えて、扉に凭れてこちらを見ていた。
「うん!今いく!!
お疲れ様でした!!!」
私は回りに挨拶をしてから、バッグをもって苑田くんの元へと急いだ。