甘いあまいイチゴの香り
膝の上に乗せていた手をぐっと握りしめたのを冬馬くんが気付いたのか、その握り締めた手の上から冬馬くんの手が包み込んでくれる。
「……抱き合ってなんかいないっっ。
冬馬くんに相談があって、話をしてたの。。
もう、巻き込まないでほしいって冷たく言われて、
私、いっぱいいっぱいで……
冬馬くんは暴れる私を封じ込めようとしただけで、
抱きしめた訳じゃないよ。。。」
「それは、さっき冬馬からも聞いたけど。
悩みってなんだよ!!
悩みがあるなら、何で彼氏の俺に相談してこないんだよ!!!
俺はそんなに頼りないか!!??
お前の彼氏は誰なんだよ!!!」
「っっっ!!!
そんなの、一馬くんに決まってるじゃない!!
本当は一馬くんに相談したかった!!
でも、最近忙しそうで、、、連絡したくても、邪魔になるそうで。。私、不安だったっっっ!!」
菫ちゃんが泣きながら立ち上がって、肩を震わせて泣いているのが分かった。
「何をそんなに悩んでたんだよ……
忙しいけど、連絡とれないほど忙しくはねぇよ。
それに、会ったときに相談できたろ?」
はぁーーーと一馬くんが深いため息をついた。
「っ、ーーーったの!!!!」
「は?」
「っだからっ!!!
ーーー妊娠したのっっっっ」
「……抱き合ってなんかいないっっ。
冬馬くんに相談があって、話をしてたの。。
もう、巻き込まないでほしいって冷たく言われて、
私、いっぱいいっぱいで……
冬馬くんは暴れる私を封じ込めようとしただけで、
抱きしめた訳じゃないよ。。。」
「それは、さっき冬馬からも聞いたけど。
悩みってなんだよ!!
悩みがあるなら、何で彼氏の俺に相談してこないんだよ!!!
俺はそんなに頼りないか!!??
お前の彼氏は誰なんだよ!!!」
「っっっ!!!
そんなの、一馬くんに決まってるじゃない!!
本当は一馬くんに相談したかった!!
でも、最近忙しそうで、、、連絡したくても、邪魔になるそうで。。私、不安だったっっっ!!」
菫ちゃんが泣きながら立ち上がって、肩を震わせて泣いているのが分かった。
「何をそんなに悩んでたんだよ……
忙しいけど、連絡とれないほど忙しくはねぇよ。
それに、会ったときに相談できたろ?」
はぁーーーと一馬くんが深いため息をついた。
「っ、ーーーったの!!!!」
「は?」
「っだからっ!!!
ーーー妊娠したのっっっっ」