君の本気に触れた時…
案の定、俺を見つけた時の理央さんのビックリ顔も相当なものだった。

俺の実年齢を知った時と同じくらいの衝撃を受けている様子だった。

その顔がまた可愛くて、俺にはツボだった。

あれから何年も経っているのに、俺の中での理央さんは全く色あせる事がなかった。

それどころか、目の前にいる彼女はあの頃よりも更に色鮮やかにキラキラと輝いている。


本当に罪深い人だ…


だから、これは本当に偶然なんだけど、俺の教育担当になった理央さんに嬉しすぎて地下の倉庫で暴走してしまった。

でも、まぁ結果的にはアレがあったから意識してもらえるようになったんだろうし、アレはアレで良かったと思うことにした。
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