俺を好きって言えよ
そして、到着したのは・・・・海!?
なんで、海なの? 
車から、出ると私の鼻を潮の香りが擽る。
いい香り。
でも、とても切ない。
「あの、氷月さんはこれを私に見せたくてここに・・・・?」
「ああ」
低音の美声が私の耳を通り抜ける。
綺麗。
その言葉しか浮かんでこない。
しばらく海を二人で眺めた。

日が西に傾きかけた頃、私たちは高級レストランに来ていた。
!!!
こ、高級レストラン!?
いや、一応何度も高級レストランには来たことはあるけど、それは全てうちでお金を出してくれていたから、 まだ良かったけど
他人にお金を払われるとなるとなんというか、 いたたまれないと言うか。
おろおろする私を尻目に 彼はどんどんメニュー にある 高級食材という 高級食材 を ふんだんに使った 料理を注文していく。
えぇ!?
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