愛と幸
私達は、案内された席に座った。

「星崎さん、なにか頼む?」

「特にお腹は空いてないんですけど…」

「じゃあ、なんか飲み物でも頼もう。なにがいい?」

「んー。じゃ、カルピスで。」

「了解。すいません、カルピスとコーヒー1つ。」

先輩コーヒー飲めるんだ。

私、絶対無理!!!

「カルピス好きなの?」

「はい。お店に来たらだいたいカルピス頼むんです。先輩はコーヒー好きなんですね。」

「あー、うん、まぁね…」

どうしたんだろ?

なんか、曖昧な返事。

それにしても、先輩コーヒー似合うなぁ。

「お待たせしました〜」

カルピスとコーヒーが運ばれてきた。

んー。やっぱおいしい!

あれ?先輩飲まないのかな?

まあいっか。
< 18 / 64 >

この作品をシェア

pagetop