愛と幸

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夏休みが明けて、文化祭の準備が始まった。

私達のクラスはメイド＆執事喫茶をやることになった。

…のはいいのだけど…。

「はいっ！じゃあ、夢愛と夢羽！これ試着してみて！」

そう言って、エリナからメイド服が渡された。

「えっ、なんで！？夢羽だけでいいじゃん！私、厨房の方行く！」

「…確かに夢愛は料理上手いけど…でもダメ！夢愛と夢羽でじゃんじゃんお客さん読んでもらうんだから！」

「えぇ〜」

「はーい！わかりましたー！試着してくるねー！」

夢羽が勝手にそう言って、私を連れて、試着するスペースまで引きずり込んだ。

「ちょっと夢羽〜！」

「いいじゃんいいじゃん！幸哉先輩も夢愛のメイド服姿見てかわいいって思ってくれるかもしれないよ？」

「わ、わかったよ…。」