愛と幸
♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*

「夢愛、先輩と上手くいってないの?」

家に着いて、「ただいま〜」と帰ってきた私に、夢羽がそう尋ねてきた。

「えっ、な、なんで…?」

「だって、せっかく後夜祭で思いが通じあったのに、最近元気なさそうだし…。」

夢羽には、バレちゃうのか。

「そ、そうかなぁ…?普通だよ、普通普通!」

私は、無理矢理笑顔を作ってそう言った。

「でも…っ「あ、お風呂入ってくるね〜」

夢羽はやっぱりおかしいと思ったのか、何かを言おうとしてきたみたいだけどバレるわけにはいかない。

これからはいつもよりハイテンションでいなくちゃ。
< 59 / 64 >

この作品をシェア

pagetop