俺にしとけよ。
朝、8時半
「じゃあね、柊那」
司とは同じ大学に通っているけど
学科が違う。
「バイバイ、」
あたしは、1つ先のクラスへと入る。
「おはよー!柊那!!」
駆け寄ってきたのは
大学でできた友達
小日向麻耶(KOHINATA MAYA)
麻耶とは看護科で席が隣同士で
話していくうちに仲良くなった。
「毎日、毎日、大変だねぇ…
司くん、だっけ?」
麻耶がげんなりするのも分かる。
だって
司は普通じゃないから。