【短】セント·ミステイク ~高2編~
蜂谷 港は、私のクラスメイト兼彼氏。


1年生の時は肩書きは“クラスメイト”ってだけだったんだけど、コイツはまぁヒドかった。


他の女子には普通なのに、なぜか私にだけ憎たらしくって……何度振り回された事か。


私もお母さん譲りのガンコさと低い素直さが影響し、毎日の如く繰り返される私達の戦争。


しかし1年生のバレンタインの日、私は港のイトコの彼女さんが港に義理チョコをあげているのを見て、誤解で号泣。


それを更に港に見られて、本当はずっと好きだったと告白されて………つき合い出したのだ。


「フッ…小町、顔赤いぞお前」
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