X





「っぁ…あ、ぁなたは、」



誰???






彼の歪んだ顔を最後に、私は意識を手放した。

「セツナ、おかえり」

小さく呟いた彼の声は、聞こえなかった。




< 54 / 64 >

この作品をシェア

pagetop