何度も貴方と恋をする
「いえ…。あの時は…。お騒がせしました…。」
と倖は頭を下げた。
そして不思議そうに、倖は空に聞いた。
「でも何で結婚式場の人と、こんなとこ歩いてるの?」
「華との約束だからな。」
と、さらっと空は言った。
「えっ?じゃあ華知ってるの?」
「知ってるかどうかってより覚えてるかどうかだな。」
と空は言った。
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