何度も貴方と恋をする
子供は、倖の実家に預けて来た。
「華の行きそうなとこは?」
海が聞いた。
「買い物か…。あっ!」
そう言って、私が電話台の所に置いた地図を思い出した。
「何の地図だ…?」
海が不思議そうに聞いた。
「わかんねぇ…。でも最近よくこの地図見てたからな。よし。行ってみよう。」
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