何度も貴方と恋をする
そんな事を考えながらボーッと歩いていた。気が付くと私は古いビルの前に立っていた。私は、あの地図の場所に来ていたのだ。
なんだかんだ言っても私はあの地図を何度も見ていて覚えていたのだ。
私は恐る恐るビルに入り地下へ降りた。
そこは、怖いくらい不気味で私は思わず急いで逃げようとした。
「ちょと待って!」
薄暗い奥の部屋から男の声がした。
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