何度も貴方と恋をする
「じゃ、そこの装置の下に立って。」
と男は言った。
私は、ゆっくり装置の下に立った。
「じゃ、準備は良いかな。」
「良いかって言われても…。もし、もし戻って来れなくなったら?」
「その時は…。過去からやり直せば良いだろ…。」
そう言ってスイッチを入れた。
「えっ!うそ!タイム~っっ!」
「今ごろ…。遅い…。」
こうして私は過去へ飛ばされた…。
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