何度も貴方と恋をする
私が舞い上がって、スキップで廊下を進んでいると、反対の校舎の廊下を空が別のクラスの女の子が楽しそうに話ながら歩いているのを見た。
その光景は、あまりにも過去に来る前に見た光景に似ていた…。
文化際も終わり片付けをしている私に、雛が言った。
「もう、良いよ。そろそろ行った方が良いんじゃない?」
「えっ?」
「さっき空くん来たのダンスに誘いに来たんじゃ無いの?」
と雛は笑顔で言った。
< 49 / 203 >

この作品をシェア

pagetop