何度も貴方と恋をする
すると、倖は。
「じゃあ、何で?」
「好きだから、私の事、空にも嫌いになって欲しくないの。愛想つかされたく無いの…。」
すると、倖は人目を気にせず勢いよく立ち上がり椅子が倒れた。
「ど、どーしたの倖…。」
「華は分かって無いよ。空の事ちゃんとみて!空の事、信じて思い出してよ!」
と言いながら泣き出してしまった。
「倖…。どーしちゃったの?」
私は倖に近付き肩に手を当てた。
そして、店を出て二人でバス停へ行った。
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