何度も貴方と恋をする
そんなある日、
セールスの女の人が来た。
「いかがですか?」
いくら説明されても、そんなの答えは決まってる。
「結構です!」
「そーですか…。それにしても随分ストレス溜ってるようですね。」
「そーですか?って言うか大きなお世話です!」
と私が言うと女は言った。
「同じ日々の繰り返し、別に不満という不満はない。でも自分が何なのか考える。違いますか?」
何もかも見透かした様に言った。
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