世界の本
瑠希「ありがとう。 キミなら言ってくれると思ったよ」

ニコッと微笑みかけてきた。
私は不覚にもドキドキしてしまった。

る、瑠希がカッコよすぎるのがわ、悪いんだからね///

瑠希「まずは武器だね」
そう言って薄いタブレット式端末をどこからか出してきた。

紅「え?タブレットなの?」

別世界だからもっとハイテクだと思ってた。

瑠希「この世界とあんまり変わらないからね。

…武器なんだけど三種類から選んで。」

そう言って瑠希は私に端末画面を見せてきた。

炎と光 太陽の爆炎剣
水と闇 水竜の暗黒の杖
草と力 草原の極力剣

なんかゲームに出てきそう。

私は思わず頬がゆるんでしまった。

瑠希「紅ちゃんはどうする?」

紅「水と闇の奴がいい…」

瑠希「了解、ちょっと待っててね?」
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