バタートースト
ぼくが不思議に小首をかしげていると、ようやくパパが起き出してきた。
「ふぁーぁ、おはようマシュー。お、おまえがパンを焼いたのか。えらいぞう」
と言いながら、パパはダイニングテーブルのいつもの席に腰を下ろした。
「パパ、いつものようにJAMをぬって食べているのにパンがおいしくないんだ。どうして?」
すると、パパはこともなげにあっさりこう言った。
「それは、マーガリンを塗ってないからだろう」
「え!今までぼくはマーガリンなんてぬったことないよ!」
「そりゃあ、そうさ。いつもはママがあらかじめ塗ったものを出してくれていたからね」
と、パパはにこにこ顔でこたえる。
なぁーんだぁ。そうだったのかぁ。
と、ぼくもなんだかにこにこ顔でおもう。
パパはおいしさの秘密を話してくれた。
「ふぁーぁ、おはようマシュー。お、おまえがパンを焼いたのか。えらいぞう」
と言いながら、パパはダイニングテーブルのいつもの席に腰を下ろした。
「パパ、いつものようにJAMをぬって食べているのにパンがおいしくないんだ。どうして?」
すると、パパはこともなげにあっさりこう言った。
「それは、マーガリンを塗ってないからだろう」
「え!今までぼくはマーガリンなんてぬったことないよ!」
「そりゃあ、そうさ。いつもはママがあらかじめ塗ったものを出してくれていたからね」
と、パパはにこにこ顔でこたえる。
なぁーんだぁ。そうだったのかぁ。
と、ぼくもなんだかにこにこ顔でおもう。
パパはおいしさの秘密を話してくれた。