私の息子の話
H29,02,12

私は産まれた時から妊娠しづらい体質。他の方と子宮の形が違う。
そのために息子を授かるまで6回の流産を経験している。

息子を授かった時は嬉しくもあり、また流産したらどうしようと不安になっていた。
思うところがあり、思いきって今まで通院していた病院を変えてみた。
それが良かったのか初めて安定期まで行くことができた。
、、、が安定期までの悪阻。
私には二人の姉がいて二人とも悪阻がほぼ無かった為、私もそうだろうと思っていたが違った。
食べ物の匂い、香水、洗剤、煙草、体臭etc、、、匂いという匂い全てが気持ち悪かった。それで済めば良かったが嘔吐も止まらなくなり病院へ入院。点滴の日々。
妊娠して喜びから苦痛に変わっていった。妊娠が苦痛になった時、私はとても落ち込んでしまった。

あれだけ望んでいた子供を授かったのに後悔している私がいて腹が立ち、同時にこんな私が母親になるなんて間違っている。子供に申し訳ない。死んでしまいたい。

と悪阻がなくなる5ヶ月まで毎日泣いていた。あの時の辛さは今思い出しても暗い気持ちになる。同時にその時の私をビンタしてしまいたい衝動にも駆られる。無理だけど。

そして退院し、仕事にも行くようになった
自分が妊婦であるという自覚が甘いまま、、、。

私の職場は医療関係で常に人手不足で久しぶりの出勤では動き回っていた。
そのせいで息子に危険が及んでしまうとも知らずに。

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