再び始まった恋。
いつになるかわからない約束をして…
この間の様にあたしの家まで送り届けてくれる。
この彼と一緒に居る時間がいつも、とてつもなく楽しくて…
「じゃ、またな」
あたしのマンションに着き、帰って行く彼の背中を見ると…
言葉に表す事の出来ないくらい切なくなった。
その色んな想いが日に日にあたしの心を大きくしていって…
もう自分の気持ちに鍵を掛ける事も出来ない位…加速していく。
どんどん、彼色に染まっていく。
昔、どっぷりハマっていた初恋みたく…
またあたし…貴方にハマっていく。
もう、戻れないくらいに…
でも、心のどこかで…
わかっている。
彼があたしを今も、これからも見つめない事を…
あたしを好きにならない事を…
昔より、苦の恋をあたしはしているんだ。
一緒に居る時だけでも…
あたしを見ていてくれれば、それでいい。
例え、貴方が誰を想っていても…
あたしは貴方だけを想っているから…
ずっと…ずっと…
貴方だけを…