再び始まった恋。
疑う気持ち
「へぇ~、そんな事があったんだ…」
只今、加奈子に呼び出されて武人の店に来たあたし。
そして…色々問い質され、麻生 健永とあたしの今までの事を話す。
話終えたあたしへの加奈子の第一声がこれ!
聞いてきた癖に全く興味ありません。みたいなそんな感じ…
じゃぁ、聞いてくるな!って!!
「ねぇ、夕佳里!美智ちゃんから連絡あった?」
って話、逸らされたし…
いい奴なんだか…悪い奴なんだか…
「あれ以来、会って無いし連絡も無いよ…」
「そっか…なんかさ、あの時の美智ちゃん変だったよね?」
あの時って…
久し振りに3人でランチした時だよね?
「なぁ~んかさ…麻生さんの話したくらいから…」
その時の事を思い出してるのか、
何か考え込んでいる加奈子。
「う~ん…いつもの美智では無かったかな?」
「だよね~?美智ちゃん何か知ってるのかなぁ?」
「たぶん、美智はあたしの過去知ってるし…勿論、彼の事も知ってるからあんまり良くは思ってないのかも」