再び始まった恋。
いつもの可愛い微笑みを鈴木君に向る美智。
「ど、ど~も。鈴木です!」
美智の可愛いさに頬を赤らめる鈴木君。
皆、美智の虜じゃん!
まぁ、ほんとに美智は可愛いしな…
「鈴木君っ!美智ちゃんは駄目よ。来月結婚するんだから…」
加奈子がトドメを刺す様にに言うと鈴木君はガクッとうなだれた。
分かりやすいな…鈴木君って。
それにしても、話さないな…麻生 健永。
まぁ、いつもの事か。
2人で居る時は喋ってくれるのに…
あんまり得意じゃないのかな?こうゆう場って…
美智も変わった様無いし、さっきの美智とは違ってニコニコしているし…
2人になんか関係があったのかな?なんて思った…
あたしって考え過ぎだよね?
うん。きっと、そう。
考え過ぎだったんだよ…
「俺達も一緒に海行ってもいいですか?」
それから海の話で盛り上がっていると、突然鈴木君がこう切り出した。
「君達、サーフィンやるの?」
武人がそんな鈴木君に興味を持ったのかそう尋ねた。